《anima》 痛みを覚えるほどの、夢
快楽を伴えば既に逃れる術も無く 烏滸がましいと思うなら
動くことさえ許されぬ 憎らしい
悦楽と隣り合わせの歪ゆえ
もどかしい =2004/03/22= |
《animus》
ガラス越しの景色
自分を見る
弱音を吐いて
女々しさ
鏡越しの姿
=2004/03/21= |
《embrace》
痛みよりも慰めが欲しい
爪の先に触れる皮膚
言葉よりも抱きしめてほしい
=2004/03/14= |
《illuminate》
眩いばかりの光に誤魔化されて
まだ眠らないうちに
足は藻に埋まり
ただ醒めるだけの感覚を =2004/03/10= |
《innocence》
純粋な答えを探すうちに
破損していく言葉だけでなく
正しさに裏付けされた過ちさえ 願いが我が儘へと姿を変え
震えているだけだった
破壊するだけでは飽きたらず
泥濘の居心地に身を委ねたまま =2004/03/04= |
《Routine》
晴れすぎる空の前に思わず足を止めてしまう
外に出れば何かを見るから 悪循環
ひとりでは立ち上がれない
毎日毎日同じような言葉だけを呟いて終わる =2004/02/29= |
《odd》
留めるくらいなら
廃れていくのを食い止めるなら
腐れることすら覚悟しつつ
委ねてしまうのを許さじと憤る貴方は =2004/02/29= |
《reluctance》
その胸に過ぎるのは
遠い言葉に耳を傾け
この道は正しいか
己を許すことは如何様にも出来るくせ
底辺を浮く緑藻よりも不要であり =2004/02/16= |
《sted》
それなりに生きている
何のために生きている 答えなんか知るはずもない
言わなくてもいい
知らなくてもいい
心地よさに執着して =2004/02/13= |
《zapping》
どれもが正しいと言い切れない
散漫に
どこからどこまでが境界線で
平行線
変わることが出来ないなら =2004/02/12= |
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