《happiness》
愛を重ねる毎に
何も語れぬまま
言葉には本音が見えないことも
これ以上のものを望むのならば =2004/03/24= |
《aimlessly》
何のためにココに居るのか
目的なんていらないさ
何のために居るのかなんて
思い出したくもない =2003/10/19= |
《clavicle》
その道を辿るには
優しくもない調べに
貝殻骨から直接響く
癇に障る嘆息を棄て =2004/02/17= |
《nape》
鈍色の空は遠く
際の見極めの
瀬を伝う脚は
錆色の海は深く
胸を
腕を 喰らい尽くせば
瑠璃色の夢は深く =2004/01/05= |
《coquettish》
素通りする言葉を身に纏い
しなだれた身体を払い
憤りすら溜息に呑まれ
もどかしく剥がされた身体に =2004/03/10= |
《seductive》
ともすれば窒息してしまいそうなほどの湿度
深く深く夢の中
閉めきった空間
要らずと棄てた身体さえ
冷えきった身体を埋めるのはぬるま湯
延々と続く連声と
ふくれあがる湯気に目を瞑り =2004/02/19= |
《hide》
失ってから気付くのだと 逃げて逃げて逃げて
それでもなお思い募るのだとすれば
どちらともなく立ち上がり =2004/02/13= |
《despise》
誰の視線すら逸れていき
歪んでいく鏡面を
誰にも捕まるまいと逃げ
閉じこめたまま
頼るものをふりほどいて =2004/02/05= |
《vulgar》
口汚く罵りあう
どれもこれも等しく
落としてしまえば砕けてしまう =2004/02/13= |
《incompatibility》
意味の有無だけで考えると
戯れ言
無知であることの弱さ
繰り言 =2003/12/16= |
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