→百 21〜30←

《Freeze》

イタイ
身体ガ痛イ
精神ガ痛イ
軋ム
何処も
軋ム
何も

アア 私ノ身体

アア 私ノ精神

返シテ
日常ヲ
返シテ
微笑ヲ

返シテ 全部

=2002/11/14=

《close》

誰かの
誰かのためになれればいいと
期待に胸膨らませ
ひたすらに目を輝かせ
何を

何を
何かのために私は居て
不安に胸張り裂けんばかり
それでも逃げられぬ
ここから

ここに

閉じ込められてるから

=2002/11/12=

《ignore》

気付かないフリをする
そうすれば楽だろうから
気付かないフリをする
そうすれば関わらないですむ
もうウンザリだ
君に振り回されるのも
もうウンザリだ
僕が存在するのも

=2002/10/24=

《will》

諦める行為は
過去を捨て去ること
過去を捨ててしまえば
眩々
足元おぼつかずに
躓いて
一歩踏み出せば見知らぬ場所

此の先
何にも見えない道向こう
怯えているのは何故
努々
訪れることも無かろう
静かな暗闇
渦に囲まれた身体

=2002/10/18=

《death》

どう生きようと勝手だけど
死に方だけは選べない
自分で死ねない
死を選べない
自分を殺すには
度胸が足りない
力が足りない
条件が満たない
道具が無い
そんなことじゃない
そんなありふれた理由じゃない

死にたくないのが死ねない理由

=2002/10/15=

《word》

言葉にはしない喜び
閉じ込めて
光は失われる

声には出さない嘆き
囲われて
闇は益々深く

視線だけでは何も伝わらない

態度だけでは勘違いばかり

凍えて麻痺したこの指では
どんな言葉も綴ることはないだろう

腫れて潰れたこの喉では
どんな言葉も紡ぐことは出来ない

言葉にしない苦しみ
褪せていく記憶から
剥がした瘡蓋

声には出さない言葉
空虚への絶望
如何にもならない

=2002/10/14=

《sleep》

夢の中の悲しみの度合い
貴方の悲劇は
私の喜劇
夢の中の喜びの度合い
安らかな眠りの淵には
嘆きの寝言

おやすみなさい
さあ眼を閉じて
おやすみなさい
瞼の奥には闇と夢

=2002/10/12=

《fool》

わたしはこんなにも
つよくはなれない
だれかとめんとむかって
ことばできずつけるなど
できやしない
わたしはこんなにも
よわいそんざい
けなされるのがいやで
ひきこもることを
えらぼうとする

わたしは
こんなにも
おろかなにんげん

=2002/10/11=

《one》

閉じ込められるんだ
閉じ込められるんだ
誰の手でもなく
私の手によって

縊り殺される
絞め殺される
誰の意思でもなく
私の悪意によって

叫びは誰のものでもなく
嘆きは誰のものでもなく
声嗄れるまで
泣きながら

私自身を恨みつつ
私自身を呪いつつ
吐き出せぬ感情を
むやみに押し込め

閉じ篭る部屋の中
閉じ篭る夢の中
見分けのつかぬ境界上で
私は『ひとり』を苦く噛みしめる

=2002/10/09=

《cry》

腕に噛み付いたまま吼えるがいい
所詮 そこまでの存在だろう?
血涙を流しても無駄なこと
誰もが見過ごすのさ
それを悲しみと呼ぶのなら
それなりの代償を払わねばならないこと
君 気付いてるかい?
それを嘆きと思うなら
涙ぐらいじゃ足りないことだって
理解してるだろうに

泣いてしまうような
弱い人間にだけは
なりたくないものだね

そして卑怯にも生きたくないものだよ

=2002/10/07=

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